延岡市議会 2014-06-20
平成26年第21回定例会(第5号 6月20日)
本案は、
地方税法等の一部改正に伴い、
法人市民税の
法人税割の税率の引き下げや、
軽自動車税の
税率引き上げなど、これらの
条例に影響する部分につきまして、所要の改正を行うものであります。
審査において、
委員より「今回の
法人市民税の改正が本市の歳入に与える影響をどう考えているのか」との
質疑がなされ、当局より「時点では、改正後の
地方交付税の具体的な内容が示されていないため、明らかではないが、不
交付団体については歳入が減ることになり、本市のような
交付団体については歳入がふえることになるのではないか」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第七号は、
延岡市
非常勤消防団員退職報償金支給条例の一部を改正する
条例の制定であります。
本案は、
消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する
法律施行令の一部改正に伴い、
非常勤消防団員の
退職報償金を増額するものであります。
審査において、
委員より「今年度の
退職報償金の
支給対象者は何人なのか」との
質疑がなされ、当局より「副団長一名、部長四十九名、班長二十六名、団員十九名で、このうち四名が今回の改正以前に退職しているので、今回の改正に伴う対象は九十一名である」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第八号は、
延岡市
火災予防条例の一部を改正する
条例の制定であります。
本案は、
消防法施行令の一部改正に伴い、
露店等で
対象火気器具等を使用する者に対し、
消火器の設置を義務づけるなど、所要の改正を行うものであります。
審査において、
委員より「
火災予防上、必要な
業務計画を
消防長に提出すべき規模の催しについて、本市に該当するものはあるのか」との
質疑がなされ、当局より「
指定催しの規模について国から示されているものは、一日
当たりの
人出予想が十一万人以上、かつ
露店数が百店舗以上の催しである。本市においては、
最大規模の
まつり延岡でも人出が八万人であり、
露店数も百店舗より少ないため、該当する催しはないものと考える」との答弁があったのであります。
また、別の
委員より「国の基準ではなく、本市の催しの規模に合った基準を設けられないか」との
質疑がなされ、当局より「基準については、
延岡市
火災予防規程で定める予定なので、この中で検討を行いたい」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第九号は、
延岡市
浜木綿村
条例の一部を改正する
条例の制定であります。
本案は、
浜木綿村
利用者のニーズの変化や
利用形態の
多様化に伴い、
施設利用料金の見直しを行うなど、所要の改正を行うものであります。
審査において、
委員より「
海水健康プールは、
老朽化により使用は不可能と思うが、何か有効な
活用方法はないのか」との
質疑がなされ、当局より「平成十四年度の休止以来、子供の遊び場や水族館として利用するアイデアは出たが、
施設改修に多額の費用を要するため、新たな
活用方法は見出せていない」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第一三号は、宮崎県
北部広域行政事務組合規約の変更に関する協議であります。
本案は、今後、当
事務組合が
県北部地域の
課題解決に向け、より積極的な
事業展開を図るため、宮崎県
北部ふるさと市町村圏基金の取り崩し及び処分を可能にするための
規約変更について、
事務組合の
構成市町村と協議を行うものであります。
審査において、
委員より「基金を取り崩すことによって、今後は新たな事業を展開していくのか」との
質疑がなされ、当局より「これまでは、九
市町村合同で
観光PRなど、基金の
運用益の範囲での事業しかできなかったが、
地域医療や
雇用対策、
産業振興など、九
市町村で取り組むべき課題も多い。今後、
規約変更が承認されれば、
事務組合の議会の中で新たな
事業等について検討していくことになる」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第一四号は、
移動書架購入に係る財産の取得であります。
本案は、新庁舎に設置する
移動式の書架を取得するもので、十一者による
指名競争入札が行われた結果、
株式会社スドーから二千七百二十一万六千円で購入するものであります。
審査において、
委員より「
入札価格に開きがあるが、
予定価格が高過ぎるのではないか」との
質疑がなされ、当局より「
予定価格については、事前公表しておらず、また、適正に積算したものであり、問題ない」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第一五号は、
小型動力ポンプ付積載車購入に係る財産の取得であります。
本案は、
消防団に配備している
消防車両の
老朽化に伴い、
消防力の充実、強化を図るため、最新の
資機材を装備した
小型動力ポンプ付積載車五台を取得するもので、十四者による
指名競争入札が行われた結果、
株式会社ヤマトボーデン宮崎店から二千九百六十四万六千円で購入するものであります。
審査において、
委員より「今回、入札に市外業者が九者参加しているが、市内業者の育成の観点から、もう少し検討できなかったのか」との
質疑がなされ、当局より「今回、
消防車両を扱う業者は、市内で二業者、準市内で三業者ある。
消防車両の業者にはトラックメーカーなどがあり、競争性確保のために市外から九者指名したが、地元業者育成についても、今後検討していきたい」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第一六号は、
延岡市消防救急デジタル無線整備事業における無線
装置等設置工事に係る
工事請負契約の締結であります。
本案は、電波法
審査基準の改正に伴い、現在使用中のアナログ無線装置をデジタル化するための
工事請負契約の締結であり、本市に登録のある企業五者による
指名競争入札が行われた結果、NECネッツエスアイ株式会社と六億九千百二十万円で契約を締結するものであります。
審査において、
委員より「この規模の契約の場合は、八者以上で入札する規定にもかかわらず、五者を指名している。そのうち三者が辞退し、入札には二者しか参加していないが、このような場合、八者以上という規定はどうなるのか」との
質疑がなされ、当局より「今回、確実にデジタル化へ移行するために、
延岡市が現在設置しているものと同種の消防救急無線指令装置のデジタル化とデジタル無線装置との接続実績を有する業者が施工することが重要である。本市の登録業者のうち、その実績を有する業者が五者だけであったということである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、
総務財政委員会における
審査結果の御
報告といたします。
よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより議案第六
号延岡市
税条例等の一部を改正する
条例の制定から議案第九
号延岡市
浜木綿村
条例の一部を改正する
条例の制定までの四件、及び議案第一三号宮崎県
北部広域行政事務組合規約の変更に関する協議から議案第一六号
工事請負契約の締結までの四件、計八件を一括採決いたします。
本八件に対する
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
本八件は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本八件は原案のとおり可決されました。
◎日程第五 議案第一七号 市道の
路線認定(四路線)
○議長(佐藤 勉君) 日程第五 議案第一七号市道の
路線認定を議題といたします。
都市建設
委員会委員長の
審査結果の
報告を求めます。
〔都市建設
委員会委員長(早瀨賢一君)登壇〕
○都市建設
委員会委員長(早瀨賢一君) 都市建設
委員会における
審査の経過並びに結果について御
報告を申し上げます。
今期定例会において、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第一七号市道の
路線認定の一件であります。
本案は、路線整備における祝子一九号線など四路線、総延長五百十三メートルを市道として認定しようとするものであります。
委員会といたしましては、六月十六日に、現地視察を行った後、
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査を行ったところであります。
これより
審査の経過を御
報告申し上げます。
審査において、
委員より「市道認定の条件は何か」との
質疑がなされ、当局より「幅員が四メートル以上あること、公共性があり、不特定多数の人が利用していることを条件としている」との答弁があったのであります。
さらに、
委員より「生活道路を市道に認定してほしいとの要望があるが、四メートル未満でも認められる場合はあるのか」との
質疑がなされ、当局より「原則は四メートル以上である。ただし、狭隘道路拡幅整備事業に伴う土地の寄附などで、将来的に四メートル以上になると見込まれる場合は認定することもある」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、都市建設
委員会における
審査結果の御
報告といたします。
よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより議案第一七号市道の
路線認定を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
本案は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第六 1議案第一〇号
延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例の制定
2議案第一一号
延岡市
須美江家族旅行村
条例の一部を改正する
条例の制定
○議長(佐藤 勉君) 日程第六 議案第一〇
号延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例の
制定外一件を
一括議題といたします。
経済環境
委員会委員長の
審査結果の
報告を求めます。
〔経済環境
委員会委員長(本部仁俊君)登壇〕
○経済環境
委員会委員長(本部仁俊君) 経済環境
委員会における
審査の経過並びに結果について御
報告を申し上げます。
今期定例会におきまして、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第一〇
号延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例の
制定外一件であります。
委員会といたしましては、六月十七日に
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより
審査の経過を御
報告申し上げます。
まず、議案第一〇号は、
延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例の制定であります。
本案は、地方税法の一部改正に伴い、中間所得層に配慮した国民健康保険税の課税限度額の引き上げや、低所得者への軽減措置の拡充について、所要の改正を行うものであります。
審査において、
委員より「今回の軽減措置により、減収分の四分の一を市が負担するとのことだが、国保の運営に影響がないのか」との
質疑がなされ、当局より「今回の減収分は一般会計からの法定内繰り出しで対応する。その額は二千万円から三千万円になる見込みであるが、交付税で措置されることになっている」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「課税限度額の引き上げに関する納税義務者への周知は、どのように行うのか」との
質疑がなされ、当局より「今回の改正は、今年度の課税分から適用されるため、七月に発送する納税通知書に改正点を記載したチラシを同封して、全ての納税義務者に周知を図っていく」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第一一号は、
延岡市
須美江家族旅行村
条例の一部を改正する
条例の制定であります。
本案は、
須美江家族旅行村への来場者のニーズの変化や施設の
利用形態の
多様化に伴い、一部の施設の有料化や、利用料金体系の見直しを行うものであります。
審査において、
委員より「今回の改正で新たに利用料金を定める器具等は、これまで貸し出しを行っていなかったのか」との
質疑がなされ、当局より「
利用者からの要望があれば、一部貸し出しをしていたものもある。
須美江家族旅行村は、オープンから二十年たち、現実的な
利用形態と
条例の規定とが合わない部分が出てきたため、今回、総合的に見直しをするものである」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「
条例の施行日が利用のシーズンを過ぎた十月一日である理由は何か」との
質疑がなされ、当局より「料金体系の変更など、
利用者に周知を図る期間が必要なためである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、経済環境
委員会における
審査結果の御
報告といたします。
よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより議案第一〇
号延岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例の制定、議案第一一
号延岡市
須美江家族旅行村
条例の一部を改正する
条例の制定の二件を一括採決いたします。
本二件に対する
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
本二件は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり可決されました。
◎日程第七 1議案第 五号
延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する
条例の制定
2議案第一二号
延岡市
都市公園条例の一部を改正する
条例の制定
3議案第一八号
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共同設置規約の制定に関する協議
4議案第一九号
工事請負契約の締結(
南方中学校校舎改築建築主体工事)
○議長(佐藤 勉君) 日程第七 議案第五
号延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する
条例の
制定外三件を
一括議題といたします。
福祉教育
委員会委員長の
審査結果の
報告を求めます。
〔福祉教育
委員会委員長(松田満男君)登壇〕
○福祉教育
委員会委員長(松田満男君) 福祉教育
委員会における
審査の経過並びに結果について御
報告申し上げます。
今期定例会において、本
委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第五
号延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する
条例の
制定外三件であります。
委員会といたしましては、六月十七日に、現地視察を行った後、
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これより
審査の経過を御
報告申し上げます。
初めに、議案第五号は、
延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する
条例の制定であります。
本案は、いじめ防止対策推進法の施行を受け、教育
委員会の附属機関として、
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家
委員会を
延岡市、高千穂町、日之影町及び五ヶ瀬町の一市三町で共同設置するために、当
委員会共同設置規約の制定に係る三町との協議について、今議会に付議されることから、当該
委員の報酬を新たに規定するものであります。
次に、議案第一八号は、
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共同設置規約の制定に関する協議であります。
本案は、いじめ防止対策推進法第十四条第三項に規定する、いじめ防止等のための対策を実効的に行うため、地方自治法第二百五十二条の七第一項の規定に基づき、
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家
委員会を共同設置するための規約を制定することについて、関係普通地方公共団体と協議するものであります。
本二件につきましては、関連する議案でありますので、一括して
審査いたしましたところ、まず、
委員より「当該
委員会の役割の中で、いじめによる重大な事態が発生した場合に、当該事態に係る事実関係を明らかにするための調査を行うことになっているが、重大な事態とはどのような場合をいうのか」との
質疑がなされ、当局より「大きく二つあり、一つ目は、いじめにより児童生徒の生命、心身、または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認められるとき、二つ目は、いじめにより児童生徒が相当の期間、学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認められるときである」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「当該
委員会は、いじめ対策に特化した
委員会なのか」との
質疑がなされ、当局より「いじめによる自殺や自殺したいという事例が全国的に大きな問題になっていることや、他自治体において、重大事態発生時に教育
委員会の調査が不十分な事例があったため、当該
委員会を設置して、重大な事態が発生した際に、即対応ができるような体制をつくるものである」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、それぞれ採決の結果、本二件につきましては、いずれも
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第一二号は、
延岡市
都市公園条例の一部を改正する
条例の制定であります。
本案は、平成二十一年度から進めておりました西階運動公園の庭球場、球技場並びに妙田公園の南広場、北広場の整備事業が完了し、
利用者への供用を開始することに伴い、施設使用料の改定や新設を行うものであります。
審査において、まず、
委員より「使用料の算定はどのように行ったのか」との
質疑がなされ、当局より「施設の年間の維持管理費用をもとに、施設の年間利用日数等を勘案して算出したところである」との答弁があったのであります。
次に、
委員より「妙田公園において利用料が新設されたが、今後の施設の維持管理についてどのように考えているのか」との
質疑がなされ、当局より「管理職員が週三回程度、芝の管理等を行うことになっているため、修繕が必要な箇所を発見した際は、適宜対応していきたい」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続きまして、議案第一九号は、
工事請負契約の締結であります。
本工事は、上南方小学校と南方中学校を小中一貫校として再編するため、現在の上南方小学校の敷地内に、新たに千七十九・四五平方メートルの中学校校舎を建設するものであります。
特定建設工事共同企業体六者による条件つき一般競争入札を行った結果、不二・那智特定建設工事共同企業体が落札したので、二億四百十二万円で同企業体と契約を締結するものであります。
審査において、まず、
委員より「上南方小学校の外壁の塗装等を、この工事にあわせて行う予定はないのか」との
質疑がなされ、当局より「外壁塗装については、今回の改修予定には入ってないが、児童生徒には、よりよい教育環境の中で勉強していただきたいと思っており、必要な改修については検討していきたい」との答弁があったのであります。
また、
委員より「小中一貫校になった場合の学校名はどうなるのか」との
質疑がなされ、当局より「地元の協議会の中で名称を決めていくことになっているが、同協議会としては『上南方小中学校』という名称を考えていると聞いている」との答弁があったのであります。
以上のような
質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、福祉教育
委員会における
審査結果の御
報告といたします。
よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより一括討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより議案第五
号延岡市
特別職職員給与条例の一部を改正する
条例の制定、議案第一二
号延岡市
都市公園条例の一部を改正する
条例の制定、議案第一八号
延岡西臼杵いじめ問題対策専門家委員会共同設置規約の制定に関する協議、議案第一九号
工事請負契約の締結の四件を一括採決いたします。
本四件に対する
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
本四件は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本四件は原案のとおり可決されました。
◎日程第八
学識経験者の中から選任される
農業委員会委員の推薦
○議長(佐藤 勉君) 日程第八
学識経験者の中から選任される
農業委員会委員の推薦を行います。
お諮りいたします。
農業
委員会等に関する法律第十二条第二号の規定により、議会推薦の農業
委員は四名とし、議長において指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、当該
委員の推薦については、議長において指名することに決定いたしました。
当該
委員として推薦する四名は、
北方町藤の木酉六四二番地
甲 斐 秋 美 さん
野田町四九一六番地
佐 藤 純 子 さん
片田町二九四五番地五
織 田 竜 二 さん
北川町川内名一〇二〇番地
矢 野 茂 さん
以上、四名の皆さんです。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました四名の皆さんを農業
委員会の
委員として推薦することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました四名の皆さんを農業
委員会の
委員として推薦することに決定いたしました。
◎日程第九 1
報告第 三号 平成二十五年度
延岡市
繰越明許費繰越計算書の
報告
2
報告第 四号 平成二十五年度
延岡市
水道事業会計予算繰越計算書の
報告
3
報告第 五号 平成二十五年度
延岡市
下水道事業会計予算繰越計算書の
報告
4
報告第 六号
専決処分の
報告(
車両損傷事故に伴う和解及び
損害賠償の額の決定)
5
報告第 七号
専決処分の
報告(
車両損傷事故に伴う和解及び
損害賠償の額の決定)
6
報告第 八号
専決処分の
報告(
物損事故に伴う和解及び
損害賠償の額の決定)
7
報告第 九号
専決処分の
報告(
車両損傷事故に伴う和解及び
損害賠償の額の決定)
8
報告第一〇号
専決処分の
報告(
物損事故に伴う和解及び
損害賠償の額の決定)
○議長(佐藤 勉君) 日程第九
報告第三
号平成二十五年度
延岡市
繰越明許費繰越計算書の
報告外七件の
報告を行います。
市長の
報告を求めます。
〔市長(
首藤正治君)登壇〕
○市長(
首藤正治君) 平成二十五年度事業の繰越計算書につきまして、御
報告申し上げます。
報告第三号は、平成二十五年度
延岡市
繰越明許費繰越計算書の
報告でございます。
本件は、議会の御承認をいただきました平成二十五年度事業の繰越明許費につきまして、地方自治法施行令第百四十六条第二項の規定に基づき、繰越計算書を調整し、
報告するものでございます。
繰越額は、一般会計におきまして、養護老人ホーム若葉荘移転新築施設整備補助事業ほか三十二件で、十億五千二百五十六万四千百八十二円となっております。
報告第四号は、平成二十五年度
延岡市
水道事業会計予算繰越計算書の
報告でございます。
本件は、建設改良費のうち、他の工事事業者との工程調整等の関係で年度内に完工することができなかった工事等につきまして、地方公営企業法第二十六条第三項の規定に基づき、繰越計算書を調整し、
報告するものでございます。
繰越額は、資本的支出におきまして、統合簡易水道施設整備
事業等に係るもの十三件で、一億九千六百三十九万三千円となっております。
報告第五号は、平成二十五年度
延岡市
下水道事業会計予算繰越計算書の
報告でございます。
本件は、先ほどの水道事業会計と同様、繰越計算書を調整し、
報告するものでございます。
繰越額は、資本的支出におきまして、公共下水道事業に係るもので、六億六千九百九十六万八千十一円となっております。
以上で、繰越計算書の
報告を終わります。
次に、
専決処分につきまして、御
報告を申し上げます。
報告第六号から第一〇号までは、公用車の運転中や市の管理物件による事故に関し、和解及び
損害賠償の額を決定することにつきまして、地方自治法第百八十条第一項の規定により
専決処分をいたしましたので、同条第二項の規定により、これを
報告するものでございます。
まず、
報告第六号は、四月十日、本市職員が出張のため宮崎市の国道を運転中、信号停車していた相手方車両に接触し、損害を与えたものでございます。
次に、
報告第七号は、四月十五日、
消防団員が火災現場において車両を後退させた際、後方に駐車していた相手方車両に接触し、損害を与えたものでございます。
次に、
報告第八号及び第九号は、四月七日、市道の街路樹に車両が接触した際、街路樹が根腐れしていたため、木が倒れ、相手方所有の家屋及び車両の一部に損害を与えたものでございます。
次に、
報告第一〇号は、四月二十五日、本市職員がカーブミラーの調整を行うため、軽ダンプのリフト機能を使用して荷台を上昇させたところ、相手方所有のカーポートの屋根に接触し、損害を与えたものでございます。
これらの事故の発生を受けまして、今後の再発防止に向け、運転中や作業中の安全確認及び施設管理の徹底を指示したところでございます。
以上で
報告を終わります。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
報告について一括質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
以上で
報告を終わります。
◎日程第十
意見書第二四号 「
手話言語法(仮称)」制定を求める
意見書(案)
○議長(佐藤 勉君) 日程第十
意見書第二四号「
手話言語法(仮称)」制定を求める
意見書(案)を議題といたします。
提出者の
提案理由の説明を求めます。
〔福祉教育
委員会委員長(松田満男君)登壇〕
○福祉教育
委員会委員長(松田満男君) ただいま議題となっております
意見書第二四号「
手話言語法(仮称)」制定を求める
意見書(案)につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
本
意見書(案)は、
今期定例会において、福祉教育
委員会に
意見書の提出を求める請願により付託されたものであります。
手話は、聾者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、重要な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきたものであります。
そのため、手話が音声言語と対等な言語であることを国民に広め、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした、
手話言語法(仮称)を制定するよう、国に対し、強く要望するものであります。
以上、
意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。
よろしく御審議の上、御賛同いただきますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより
意見書第二四号
手話言語法(仮称)制定を求める
意見書(案)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
◎日程第十一 請願及び陳情の処理
○議長(佐藤 勉君) 日程第十一 請願及び陳情の処理を行います。
請願第七号子どもの医療費助成を小学校卒業まで引き上げることを求める請願外一件が
委員会審査を終了しておりますので、本二件の請願を
一括議題といたします。
初めに、福祉教育
委員会に付託されておりました、
手話言語法制定を求める
意見書の提出を求める請願につきましては、先ほど同一趣旨の
意見書案が可決されましたので、本請願につきましては採択されたものと決定いたします。
次に、福祉教育
委員会委員長の
審査結果の
報告を求めます。
〔福祉教育
委員会委員長(松田満男君)登壇〕
○福祉教育
委員会委員長(松田満男君) ただいま議題となっております請願第七号子どもの医療費助成を小学校卒業まで引き上げることを求める請願について、福祉教育
委員会における
審査経過を御
報告申し上げます。
委員会といたしましては、六月十七日に
委員会を開き、
関係部課長の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、本請願につきましては、お手元に配付しておりますとおり、趣旨妥当と認め、
全員異議なく、採択すべきものと決定いたしました。
以上、よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。
(降壇)
○議長(佐藤 勉君) ただいまの
委員長報告について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
これより請願第七号子どもの医療費助成を小学校卒業まで引き上げることを求める請願を採決いたします。
本請願に対する
委員長報告は、採択であります。
本請願は、
委員長の
報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択されました。
お諮りいたします。
総務財政委員会に付託されております陳情第一八号特定秘密保護法の撤廃を求める
意見書提出を求める陳情につきましては、お手元に配付いたしております閉会中継続
審査一覧表のとおり、
委員長から閉会中継続して
審査したい旨の申し出がありました。
本陳情につきましては、
委員長の申し出のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本陳情については、
委員長の申し出のとおり承認されました。
お諮りいたします。
各常任
委員会の
委員長から、特定の所管事務調査のため、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中継続
審査の申し出がありました。
本申し出を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、本申し出は承認されました。
次に、議員派遣についてお諮りいたします。
地方自治法第百条及び会議規則第百六十二条の規定による議員派遣につきましては、お手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり決定したいと思います。
なお、今後、閉会中、新たに議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営
委員会において協議し、議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 勉君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
以上で、
今期定例会における付議事件の審議は全て終了いたしました。
これをもって、第二十一回
延岡市議会定例会を閉会いたします。
午前十時五十九分 閉会...